吉川治療院@下北沢です。
今回は子どもの治療について簡単に書きます。
小学生以下のお子さんには基本的に刺さない鍼(はり)=鍉針(ていしん)というものを使用します。これは皮膚に当てるだけのものですので、怖いものではありません。中学生以上では、鍉針でも良いし、大人と同じ鍼では0.2mmの太さで、刺しても1mm程度です。
風邪やアトピー、目の疲れ、スポーツ後のケアにも、鍼灸治療や指圧は有効です。
スポーツというとマッサージ!と思う方も多いのでは?、と思いますが、スポーツ指圧と命名している方もいますが、スポーツ後や、疲労回復等に指圧は有効です。
例えば風邪の場合、熱が出ているときは基本的には安静です。熱が少し下がってきて咳が出ている場合には、鍼灸では、身柱・命門・尺沢などを中心に施術していきます。
ご本人の免疫力、自然治癒力を高めるようにしていく施術と、対症療法である症状に応じた施術と2つセットでの治療となります。
施術時間は短いと思います。幼児で10分程度、小学生で10分~20分程度、中学生で30分程度、高校生でも30分~40分程度です。これは個人差があるので目安の時間です。
子どもは先入観が少ないために、治療の効果は比較的出やすいと思います。時には東洋医学を選択肢のひとつとしてお考えになること、悪くないと思います。
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